声量をアップするには、一朝一夕の努力ではかないません。体を使った発声が必要になるため、地道な努力と期間が必要です。

そこでご紹介したいのが、簡単なイメージトレーニングです。気軽にやってみるだけで、すぐに効果が現れることもあるかもしれません。

まず最初の確認事項ですが、「声量がある」というのは「声が大きい」ということではありません。大きいだけでは、単にうるさいだけで、歌の本質である表現とは程遠いものになってしまいます。

ではどうするかというと、声を大きく出すのではなく、声の中に詰め込むものを沢山にする、密度を上げるというイメージを持ってください。これだけでも大分変化が出てくると思います。

そして、その時の意識は、頭や口先へではなく、ヘソ下5センチくらいの所にある丹田におきます。体と声を一体化させて、丹田の根っこのところから大きく出してやるイメージです。

あとは、共鳴も声量の大小に非常に密接に関係しています。声自体はそれほど大きくなくとも、しっかりと共鳴していれば、大きく感じます。

声量が大きいのは確かに有利ですが、それ以上に大切なのが、メリハリです。大きく歌う所は大きく、小さく歌う所は小さく、その差がしっかりあれば、聴いている人は「声量がある」と感じます。小さく歌うべきところで、小さくしきれていない人は結構います。これも心に留めておいてください。

以上を踏まえて、このイメージトレーニングをすれば、かなりの違いを体感できると思いますよ!