ここ、最近で「ハイレゾ音源」と言うワードをよく見聞きするようになりました。ところで「ハイレゾ」とはなんでしょうか。それは”High Resolution”の略で「高解像度」と言う意味となります。

しかし、それでも今一つピンと来ないですよね。順を追って説明するために先に音楽CDについてお話します。

音楽CDが世に出てから約30年になります。デジタル音源しか知らない若い世代の方もいらっしゃいます。しかし、アナログ音源を知る世代から「CDは音が味気ない」と言う風な意見も聞きます。

デジタル音源は「サンプリング周波数」と言う横の解像度と「量子化ビット数」と言う縦の解像度の規格があり、順にHz、bitと言う単位を使います。これらの数字が多い程音質が良いとされています。CDは44.1kHz /16bitの解像度で、44.1kHzのサンプリング周期を16個のマス目で分解した階段状の音となります。

さて、ハイレゾ音源の規格ですが、96kHz/24bitなど、CD規格より数字が上のものであれば当て嵌まるとされています。これらの数字が大きい程、音質が上がることは前述の通りですが、アナログ音源の無段階連続収音に比べればまだ理論的には劣っていると言わざるを得ません。

しかし、レコード盤は繰り返し再生とか磁気テープにダビングするなどで、すぐ音質劣化します。対して、デジタル音源であるCDやハイレゾ音源は不可逆圧縮データに変換しない限り劣化はほぼありませんし、ノイズが少ないクリアな音像です。本質的な音質の優劣で言うとハイレゾ音源はCDよりレコードに近く、利便性で言えばハイレゾ音源はアナログ音源より優れているだろうと個人的には考えます。