米国のデュエットコンビである「サイモン&ガーファンクル」のハーモニーは、とても、美しく響きますが、それぞれが独立した曲を歌っているかの様にも聞こえます。

私は混声4部コーラスで5年以上歌っているので、ハーモニーの作り方は少しは解っているのですが、サイモン&ガーファンクルのライブを聴くと、彼等のハーモニーの作り方はお互いの個性を交差させるところをアドリブ的に即興で作り上げているように思えます。
個性の競争と言うか、別々の個性が見事に交差している美しさだと思います。
歌っているところのユーチューブの画像を見ると、あえて二人が顔を合わせないで、どちらかと言うと、そっぽを向いている様な歌い方をしていました。

それはお互いに、譲らないところをぶつけてこそ出来上がるハーモニーの妙です。
しかしながら、タイミングの同期は、実にしっかりととれているところが、「差異と同期」の妙とも言える美しさです。。

サイモン&ガーファンクルは、1964年から1970年という極短い期間で一旦、コンビを解消し、その後は、時期に応じて、ライブ等で一時的にコンビを復活するというスタイルで、二人の演奏活動を続けています。

音楽的な個性がとても強い両名なので、長い期間、コンビを組んでいると、人間関係の面で関係がギクシャクしてくる事があるようです。それを防ぐためには、デュエット・コンビを適時、臨時的に組むスタイルは、良い関係を生むようです。