みなさんは、コードに関する知識はどのくらいお持ちでしょうか?
一般的に売られているコードブックなどで調べながら探したり、今ではネットでも簡単にお目当てのコードの形が調べられますよね。
ギター経験がある程度長くなってくると、基本的なコードは体が覚えてしまうでしょう。しかし、テンションなどが付く少し複雑なコードになるとお手上げという人もいるようです。
そこで、今回はどんな複雑なコードでも自分で作れてしまうコツをお話ししたいと思います。コードネームにある情報を正しく読み取れれば、コードは簡単に作れてしまいます。では、早速いきましょう!

メジャートライアドが全ての根幹

まず、基本的なお話から。最初に3つの音の積み重ねが全てのコードの土台となることを覚えてください。それを「トライアド」と呼びます。因みに、「トライ」は英語で“3”を意味する接頭辞です。
では、全ての基となるCのメジャーコードで考えてみましょう。まず、ルートCから3度上のEを重ねます。更にルートCから5度上のGを重ねると、C・E・Gというトライアドが完成します。「ド・ミ・ソ」というと、分かりやすいと思います。これがCというコードです。つまり、メジャートライアドはルート・3度5度の3つから成り立つということです。
これが全ての始まりです。あとは、このメジャートライアドに、音の増減などを施せば、さまざまなコードに変化していくという考え方です。

マイナーコードも簡単

今度はマイナーコードを見て行きましょう。メジャートライアドに1つだけ変化を施すことによって、簡単にマイナーコードは出来てしまいます。
メジャートライアドの3度目の音(コードCではEの音)を半音下げるとマイナーコードになります。つまり、C・E♭・Gという構成です。これでマイナートライアドが完成します。
現代音楽で使われているコードは、大別するとメジャーとマイナーしかありません。ということは、今お話ししたメジャーとマイナーのトライアドが、全ての基本になるのです。メジャーとマイナートライアド程度なら、C以外のどのキーでもすぐに言えるようになれればベストです。

あとはどんどん変化させます

さて、基礎となるメジャーとマイナーを押さえたら、あとはそれらに音を付加したり、変化させたりしていろいろなコードを作って行きましょう。
まず、ルートから7度上の音を加えれば、「メジャーセブンス」というコードになります。コード表記はCmaj7となり、C・E・G・Bの4和音です。
今度は、今加えた7度の音を半音下げてみましょう。するとC・E・G・B♭という構成になり、「セブンス」と呼ばれるコードに変身します。コード表記はC7です。
同じように、マイナートライアドに7度上を加えることもでき、C・E♭・G・Bの4和音になり、コード表記はCmmaj7となります。さらに、その7度を半音下げれば、C・E♭・G・B♭となり、Cm7というよく使うコードが完成します。

まとめ

あとはコードネームに従って、どんどん増減や変化をさせてやればいいのです。
Cm7(♭5)とあれば、Cのマイナートライアドに、7度上の半音下げの音を足して、さらに5度の音を半音下げてやれば完成です。C6なら、単純にCメジャートライアドに6度の音を足してやればいいのです。
さらに、テンションという、少し複雑なコードもあります。しかし、テンションは基本的に9th・11th・13thの3種類しかありません。指定された分だけ上の音をルートに足してやればいいのです(それぞれ#や♭が付く場合もあり)。注意点は、テンションが付加されるときは、基本的にセブンスコードに付加されるということです。表記上C(♭13)となっていても、C・E・G・B♭・A♭という構成になります。つまり、セブンスにあたるB♭が入ります。
いかがですか?仕組みさえ分かればもう怖いものなしですね。コードは自分で作るものです!