私の父は建築関係の仕事をしていていつも朝早くに家を出て行くのですが、その時の服装がふと気になりました。建築関係の現場作業員ならほとんどの人が履いているニッカポッカと言われるズボン、かっこいいからとヤンキーにも一時期人気になった物です。そこで私は、その道で長く働いている父に何故建築作業員はニッカポッカを履いているのか聞いたところ、結構理由がたくさんありました。父曰く、一番にかっこいいからだそうです。実際にニッカポッカを履きたくてその仕事を始める人もいると言います。しかし機能性の利点もあり、まずあのダボダボしたズボンだと脚にまとわり付くことが無いから、膝を曲げるのが楽だと言います。肉体労働は非常に疲れますから、少しでも体に掛かる負担を減らす必要があるのです。そしてもう一つの大きな理由に、安全面があります。釘や鉄骨等の出っ張った物が足元にあった時、そのダボっとした広範囲のズボンがまず先に障害物に触れるから怪我のリスクが減るのだそうです。この二つが大きな理由なのですが、他にも重心を少しでも下げて高所でのバランスを取るためだとも言っていました。

まとめ

父もまず言ったように、最初はかっこいいから着ているのだと思っていましたがしっかり機能性に優れた物だということがわかりました。ちなみにニッカポッカは鳶職の人が主に着るそうです。知らない人もいるかもしれませんが、鳶職は建築作業員の足場を作る仕事です。高所な上に危険性も高いのでニッカポッカは必須だと言います。そして父は型枠大工であり、社内で昇進でもしたのか最近はニッカポッカを履かずに周囲とは違う白くてちょっと目立つスリムな作業着を着ています。建築作業員でも皆が履いている訳ではないみたいです。