最近、日本においてヘビメタブームが再燃しつつあります。

BABY METALの活躍がブームを牽引していると言っても過言ではありません。

BABY METALは、2015年に幕張メッセで開催されたオジー・オズボーン主催のフェス「OZZFEST JAPAN 2015」にも出演しました。

彼女らをきっかけに、ヘビメタを聴き始めた方も多いのではないでしょうか。

他にも、日本のヘビメタバンドはLOUDNESS、SEX MACHINEGUNS、人間椅子などが有名ですが、その中でも強くオススメしたいバンドがあります。

それは「THE冠」です。

バラエティー番組で見た事がある方も多いと思います。

今回の記事では、ヘビメタを知らない方も必ず夢中になってしまう「THE冠」の魅力を紹介します。

冠徹弥さんはどんな人?

THE冠について説明する前に、まずは冠徹弥さんについて説明します。

冠徹弥(かんむり てつや)さんは1971年9月7日生まれ、京都府宇治市出身の歌手です。

芸名だと思われる方も多いですが、本名です。

小学生の頃は地元の少年野球チームに入団していました。

中学生の頃、ヴァン・ヘイレンをきっかけにヘビメタに目覚め、お年玉で購入したギターを練習し始めました。

高校生の頃、同級生や後輩と共にコピーバンドを結成しました。

最初はギタリストでしたが、Voの女子が受験をきっかけにバンドを脱退したため、冠さんがVoを務める事になります。

高校生の頃のコピーバンドのメンバーと共に吉本興業に所属し、1991年に「SoWhat?」を結成。

心斎橋筋二丁目劇場のライブにも出演していました。

1995年にアルバム「SoWhat?」で、ビクターエンタテインメントにてメジャーデビューを果たします。

2003年に解散した後は、自身がVoを務めるソロプロジェクト「THE冠」をスタート。

冠さんの衣装は「北斗の拳」のラオウそっくりな鉄兜、ロード・ウォリアーズの鎧(アメフトの防具をアレンジした物)、スタン・ハンセンを意識したベストやチャップスが特徴的です。

鉄兜は鉄工所の友達に作ってもらったそうです。

重い鉄兜を被るとあまりにも暑いため、ライブでは1曲目の時に外しています。

冠さんはTHE冠以外にも、舞台やテレビなど多義に渡って活動しています。

熱くて面白いTHE冠の魅力

THE冠はさっき述べた通り、2003年?活動中の、冠さんがVoを務めるソロプロジェクトです。

アルバム発売やライブツアー、フェスなど幅広く活動中です。

正式メンバーは冠さんしか存在しない為、サポートメンバー編成になっています。

2012年?現在のサポートメンバーはGt=べっちさん、Ba=THUNDERさん、 Dr=YOUTH-K!!!さんとなっていることが多いです。

※ライブやアルバムによっては、一部メンバーが変更になることもあります。

サポートメンバーのTHUNDERさんはTSP、YOUTH-K!!!さんはRaglaiaやBAT CAVEなどのバンドのメンバーとしても活動中です。

THE冠の曲の特徴は、一見コミカルな歌詞に、日常での矛盾や怒り、男の熱さを綴っている所です。

カッコいいヘビーなサウンドを聴くと熱い気持ちになります。

ライブでは曲だけでなく、冠さんの関西人ならではの面白いトークや煽りで、熱くて楽しい空間を作り上げています。

曲を知らない人がライブに行っても、その面白さに夢中になってしまいます。

ワンマンや対バンなど数々のライブをこなしています。

主に毎年行われているライブがあります。

・表、裏、裏の裏公演
一日に3公演こなすワンマンライブ。
表公演ではライブでよく歌う曲、裏公演ではマニアックな曲を歌い、裏の裏公演ではDJやデュエット大会などが行われています。

・大冠祭
冠さん主催のヘビーメタル縛りのフェス。
2014年、2015年に川崎クラブチッタで開催されました。

・SEX冠ツアー
SEX MACHINEGUNSとの対バン。
2バンドが共作した曲「SEX冠 METAL FIRE」もあります。

オススメソングの紹介

THE冠はアルバム計6枚、会場限定シングル計2枚リリースしています。

現在は廃盤となって手に入らない物もあるため、ベストアルバム発売予定であることをライブのMCで語っています。

※2016年2月時点

どの曲が収録されるのか気になりますね。

ではTHE冠のオススメソングを紹介したいと思います。

・傷だらけのヘビーメタル
ヘビメタを貫き通す男の心情を歌っています。

・中3インマイドリームス?行ってみたいなL.Aに?
L.Aに行きたい中学生の気持ちを歌っています。
思わず踊りたくなる明るい曲です!
MVでは、学生服を着た冠さん&レイザーラモンRGさんが中学生役でコントしています。

・エビバディ炎
ライブでこの曲を歌った時は、曲中で「あんた?いつまでヘビメタやってんの!もう○○(年齢)やで?!」と語りが始まるのが特徴です。

・担がれた冠
「わっしょいしょい」とお祭り気分になれる明るい曲。
ライブはこの曲で締めくくることが多いです。

・糞野郎
最初は下ネタの面白い歌詞で曲が始まりますが、原発問題をテーマに政府への怒りを歌った曲。

・ブラックサガス
男の浮気がバレて破滅していく様子を歌った曲。
カッコいいメロディが最高です!

・帰郷
故郷への想いをミドルテンポなメロディに乗せた曲。

・ビキニライン
規制だらけの世の中への怒りを歌った曲。
キャッチーでカッコいいメロディが耳に残ります。

これらの曲は、YouTubeにアップされている物もあるので是非検索してみてください。

冠さんの多方面での活躍

冠さんはTHE冠以外でも、多方面で活動しています。

2006年からは約2年に1回のペースで「劇団☆新感線」のRシリーズの舞台に出演しています。

舞台上で、和装や洋装で熱いハイトーンシャウトしながら歌う姿が素敵なので皆さんにも是非観て欲しいです。

舞台で冠さんを初めて知ってファンになる方も多いです。

冠さんの持ち前のハイトーンシャウトを生かして、過去には日清ラ王などの様々なCMのナレーションも担当しています。

映画「デトロイト・メタル・シティ」では、
松山ケンイチさん演じるクラウザーII世の歌のシーン(「SATSUGAI」の曲など)の吹き替えを担当しました。

また、「ギャグマンガ日和」の「ハッピーエンディング」を始め、
深夜アニメ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」挿入歌「DOKURO?恍惚礼賛歌 第1章?」など、
数多くのアニメソングを歌っています。

2015年12月には、アパレルブランド・SKULLSHIT主催のイベント「SKULLMANIA」でプロレスデビューを果たしました。

デビュー戦では田中将斗選手とタッグを組み、TARU選手&ブードゥーマス選手に勝ちました。

2010?2011年にかけて、島田紳助さん司会の数多くのバラエティ番組に出演していた事もあります。

NHK大阪の音楽番組「WEST WIND」に出た冠さんを見て、面白いと思った紳助さんが自身の番組「行列のできる法律相談所」に出演させました。

このように冠さんは多方面で活躍しているため、ヘビメタを普段聴かない方が冠さんの事を知る機会は多いと思います。

ハイトーンシャウトを生かして今後も様々な事に挑戦していって欲しいですね。

まとめ

この記事を読んでTHE冠の魅力についてお分かりいただけましたか?

実はまだ他にも魅力があります。

よく冠さんが「戦う魂、貫く心。それがヘビーメタル」と言う言葉を使っています。

ヘビメタを続けていく中で、いいことばかりではなく苦労もあったでしょう。

しかし、この言葉から見て取れるように、大好きなヘビメタを長年貫く姿勢が素晴らしいと思います。

今後も熱いヘビメタをぶちかましていって欲しいですね。

ヘビメタはうるさくて怖い…と言うイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかしTHE冠の曲を聴いたりライブに行くと、くて面白くて男気を感じる世界観に誰もが夢中になるはずです。

是非、まずはYouTubeで曲を検索してみてください。