歌う時に舌が上がって、上あごに付いてしまう人はいませんか。
この状態では、声帯で作られた音の響きが舌にぶつかってしまい、口や頭部に響かず曇ったような声になってしまいます。
口、頭部に声が響く事で声量が増すのですから、舌を上げないようにして歌わなければいけません。

鏡を使って、自分の喉を見てみましょう。
鏡を見て、口蓋垂(こうがいすい、いわゆる”のどチンコ”)がしっかり見えた状態で発声してみましょう。
「喉を開く」とは、口蓋垂を舌の奥と離して発声する事です。
裏声なら別ですが、地声で発声する場合、この状態で声を出すのが基本です。

舌の真ん中を凹ませるようにし、舌の奥が下がらないようにします。
割り箸などで舌を押さえ、その状態で声を出してみても良いので、喉が開いた状態を体で覚えていきましょう。
最初は違和感があるでしょうが、出し続けていくことで慣れていき、しっかりとした声が出せるようになります。

この喉が開いた状態で、低音・高音を出すのが理想です。
低音は比較的出しやすいですが、高音になるとどうしても舌が上に上がってしまいます。

そうなると絞めつけるような苦しい声になってしまうので、そうならないように頑張って舌を下げましょう。
おそらく声が割れたり、ひっくり返ったりしてしまうと思いますが、この場合も出し続けていけばちゃんとした声が出せるようになります。
喉が開いた状態で歌えるようになれば、声が頭部に共鳴して声量も上がります。

舌根のストレッチをしてみよう!

舌が凝るということを経験したことはありますか?
日本人は舌根が凝りやすい傾向にあるそうです。なぜかというと精神的な部分が大きいのでしょうか。
日本語の発音には横母音が多いからだと思われます。

これは日本語を話している以上しょうがないのかもしれませんね。
口を横に開いたときは、声帯は自然と閉じやすくなるのですが その状態で力を入れて喋っているうちに、
知らないうちに舌根が凝ってしまうのです。 舌根が疲れたなと思うとき、

あまり意識しなければ分からないかもしれませんが そのような時は舌根ストレッチをしてみましょう。
少しでも舌が楽になると、歌を歌うときもとても楽になりますよ。 舌根ストレッチのやりかたですが、
ガーゼかタオルを用意して 舌をつまんで引っ張ってみましょう。

この時強く引っ張らないようにしてください。 優しく掴んで引っ張りましょう。
そして、舌が自然と戻りたいとなるまで 舌の力が抜けるまで待ちましょう。
これを左右に10秒ずつ、息を吐きながら引っ張ります。

そして舌を引っ張り出したまま、頭を右に1回、左に1回ぐるっと回します。
10秒をかけてゆっくりやりましょう。 ここまでできたら、指を離して、舌を出したり回してみたりしましょう。
どうですか?舌が楽になりませんか? このストレッチを歌う前のウォーミングアップにもやってみるといいでしょう。

歌う時に舌が楽だと、発声もスムーズにできます。 必ず優しく行ってください。大事な舌ですのでばい菌などによって 舌に出来物ができてしまっては大変です。

舌の根っこを柔らかくしてリラックスした最高の発声をゲットする!

ヴォーカルを上達させるためにキーとなってくるのは舌の使い方です。
歌という楽器は音程と一緒に言葉を伝えられるという強力な武器があるのですが、そこには舌の存在は欠かせません。
しかしこの舌、役に立つ一方で不要な力が入ってしまうとこれまた音量ミュートの原因ともなってしまうので厄介です。

これは歌だけではないのですが、実は舌の根っこの部分=舌根こそが滑舌を左右する重要なファクターなのです。
ここに無駄な力が入れば入るほど、人はきちんとした発音ができなくなってしまい、せっかくの良い歌詞も伝わらなくなってしまうのです。
また舌根の緊張の影響は口近辺だけにとどまりません。

ノドはもちろんのこと、アゴ、首、声帯など、歌にとって重要なパーツ全てに悪い影響を与えてしまうのです。
逆に言えば舌根さえ緩めばそうした各パーツも自然と力が抜けていくというのが本当なのです。
舌根のゆるめ方はそんなに難しくはありません。

たとえば舌を伸ばしたり、左右に動かしたりするだけで確実に緩みます。
いわば舌の柔軟体操。その時にもし首や肩のこりがあるのなら、同時にほぐすことが肝心です。
緊張をとる抜群の効果があるので、ステージフライトが弱点の人にもとても有効なテクニックですよ。

舌を震わせるタングトリルとは

唇を震わせて発声する事をリップロールといいますが、それと同じように舌を震わせて発声する発声方法をタングドリルといいます。タングドリルはボイストレーニングのひとつで高音域の発声のトレーニングです。一般的にはリップロールよりもタングドリルは練習方法が難しいとされています。

タングドリル、リップロールともに、高音域の発声のためのトレーニングですが、口周辺の筋肉と、全身の脱力といった歌声で高音を出すのに最適な体のコンディションを整えるために必要かつ、一定の効果を発揮するボイストレーニングの中のひとつとして確立しています。

高音域を出すのに、力みをなくす事は最適な方法ですから、リップロールで唇を震わせて発声するのと同じくらい、タングドリルも練習する事をお勧めします。タングドリルの効果として一般的に考えられているのは声量の確保と息継ぎの調整、それと、いわゆる声がひっくり返るのを防止する効果が高いとされています。

タングドリルは舌の長短で難易度が変わってきます。長い人は比較的簡単にタングドリルができるとされています。短い人ほど困難なトレーニングとされていますが、できない訳ではありません。方法としては、舌を上の歯の根元につけて「る」の発声の形で力をいれずに震わせる練習をします。力むとできませんのでリラックスを心掛けてください。

「るるる」の発音が難しく、上手にタングドリルができない場合でもリップロールなどと同じように口元のリラックス効果はありますので練習を継続します。

舌の力を抜いて上手に歌を歌おう!

歌手に必要な技術は多々ありますが、重要となるのは歌声をつくる喉の部分ですよね。
地声や裏声を発声するときには喉の動きが重要になります。そして、この喉の動きに
欠かせないのが舌の力になります。無意識に舌を動かしているかも知れませんが
舌はものすごく大きくて長いのです。それから舌根は喉仏の近くまであるのをご存知ですか?
ですから、喉の筋肉を動かす時に、舌の動きも重要になる理由がわかりますね。

舌根が上がってしまうと、喉仏も一緒に上がってしまうのです。
のどをあけるには舌根を下げなければいけません。しかし、無理に下げようとすれば
余計な力が入ってしまいますので、力を抜いてゆっくり舌根に力が入らないようなトレーニングをしましょう。
舌根と舌先の関係ですが、これはシーソーのような作りになっています。
ですから、舌の先を上へ上げれば、なんと舌根が下がるのです。
とても簡単な原理ですよね。まずは実感するためにすこしやってみましょう。

英語の「R」の発音をするような舌の形をしてみましょう。この時喉があいています。
この状態を確認してみましょう。
身体の力を抜くのもそうなのですが、舌の力を抜きましょう。
舌の力を抜くには、意外かもしれませんが舌をたくさん動かすことが大事になります。
実は舌をあまり動かさずに歌ったり話したりすることはとても多いのです。
その代わりに、口の動きを大きくしてしまうことが多いのです。

英語の歌を歌うと喉があきやすいというのは日本語に比べて英語は舌をよく使うからです。
Rの発音もそうですが、LやTH、Vなど、日本語にはない発音が多いため、舌をよくつかいます。
このように、舌をよく使って歌の表現をどんどんUPさせましょう。