「長渕 剛」は、アーティストとして今でも絶大な人気を誇っています。
ファーストアルバム「風は南から」では、透き通るような歌声で「巡恋歌」や「俺らの家まで」をリリースしています。
ところが、長渕さん本人は自分の「声」について「こんな、王子様みたいな声は嫌だ!」と思っていたそうです。
「あんなに良い声を持っているのに!」驚きですね。
それから長渕さんの「地声を変えてのボーカル練習法」が始まります。
さて、どのように努力して長渕さんは自分の納得する声と歌を追求して行ったのでしょうか?

【医者に相談】
「自分の声を潰そう」と決心した長渕さんは、医者に相談しました。
「酒を飲んで歌を歌うと良い」という、全く医者らしからぬアドバイスを聞き、早速取り掛かります。
90度のテキーラでガラガラうがいをし、千葉の九十九里浜まで行き2時間大声で歌いまくったのです。
その結果、長渕さんのデビュー当時のクリアトーンボイスは欠片もなく吹っ飛び、現在のしゃがれ声が出来上がりました。
長渕さんの、デビューの声と現在の声とを「同一人物」と思う人は誰もいないでしょう。

【声の変化と共に曲のイメージ変化を図る】
長渕さんが声の大革命をしてから先、これまで以上に男臭さを押し出し、曲調も変わりました。
生活臭を全面に打ち出したように感じます。
一体、ボーカル練習はどのようなものだったのでしょうか?
そこには、長渕さんの苦労と工夫があったと思います。
長渕さんほど変化を遂げたアーチストを、私は他に見たことがありません。

優しい声からしゃがれた男らしい声に変化した「長渕 剛」のファンは、その容姿と声に人間の優しさを感じると言います。
甘ったるい優しさではなく、強さを合わせ持った長渕 剛はこれから先もファンを魅了し続けるのでしょう。